「ぴーす」の記憶

ぴーすの「おもちゃ箱」

ここに積み上がったおもちゃには、
「ニャンコ」「ゾウたん」や「ケロちゃん」だったり、
「ガラガラ」とか「ゴロゴロ」とか全部名前が付いていて、
ぴーすはその名前を全部覚えている。


一つ一つに名前を考えるのも大変なんだけれど、
全部覚えているぴーすもなかなかやるもんだ。


↑五代目「うさちゃん」を咥えてくるぴーす。


「覚えている」というと、人間としては「見た目」で
判断しているのだろう?と思ってしまうけれど、
ぴーすがおもちゃを探している様を見ていると、
むしろ「嗅覚」で覚えているのではないか?と思う。


おもちゃを持ってくるように指令を出すと、
ぴーすは、まず"それらしい"おもちゃをキョロキョロと探し、
"それらしい"形のおもちゃを見つけると、走り寄って行く。


しかし、完全に近づいて咥える前には、
もうそれが求めるおもちゃかどうか?分かっている。
違う場合には全く触れず、きびすを返してまた探し始める。
だから、おもちゃをひっくり返すなどして「目で確認」しない。


ぴーすの記憶の世界には、
視覚情報と嗅覚情報がガッチリとリンクしている。
わんこの世界にGoogleがあったなら、
Googleマップってどんなマップなんだろう?