香港トイレ事情

前回のアップから二週間以上も経ってしまった。
このところ“急がし”くてなかなか書けなかったのである。
撮り溜めたぴーすの写真も随分ある。



「早く書いてよ!」


先週は香港に出張していた。
海外出張はたくさんしているけれど、
香港は初めてだし、アジアは、プライベートを含めても
20年前に行ったシンガポールに次いで2回目だ。



「ふーん」


これまで何回か海外トイレ事情についてレポートしたけれど、
今回は香港編だ。


香港の男子公衆トイレ。
やっぱりアジアだなぁ。小用便器の高さは日本とほぼ同じ。
背伸びしないで用を足せるのは嬉しい。
その点では、何の違和感もないんだけど、



「トイレの話好きだねぇ」


一つ一つの小用便器の設置間隔が狭い。
そんなに詰めても並んで立てないじゃん!ってくらいに狭い!


しかもトイレの角隅にも等間隔で設置してあって、
これでは二人は同時に立てない。どうやって使うの???
スペースを有効活用したい意気込みは伝わってくるんだけど、
どう見ても便器の無駄遣いだ!



「・・・」


たまたまそんなトイレがあったって話ではなく、
大体どこの公衆トイレもそんな感じなのだ。
こう言っては失礼かもしれないけれど、
何だかとっても香港らしい。中国らしい。
トイレって文化の一面が出てしまうのよね〜と改めて思ったのである。


ウォシュレットなんて全くもって日本らしい。
かつて「お尻だって洗って欲しい!」ってCMがあった。
僕は子ども心に「お尻こそ洗って欲しい!」と思ったけれど、
しごくごもっともな話だ。なのに、なかなか世界に普及しない。


ああ〜!ウォシュレットのある国で良かった!
帰国するたびにいつも思うのである。



「はい...はい...」