今年も食い気

オヤツをねだるぴーす。
これ以上ないくらい可愛い表情でぼくを見る。
オヤツを確実にゲットする戦略なのかもしれないけれど、
こんな顔を見ると、つい無条件であげたくなる。



でも!
簡単にあげたりはしないのだ。
何かおもちゃを持ってこさせたり、お手やお代わりをさせたり、
何かの仕事や義務をこなしたご褒美としてのみ与える。


しかし!
ぴーすもよく知ったもので、ぼくが頼む前に、
先におもちゃをトコトコ持ってきたり、
お手やお代わり、すればいいんでしょ?とばかりに、
右手・左手を猫パンチのようにぼくの手に繰り出す。


ぴーすの差し出す手に、ぼくが手を出したら?
ぼくがぴーすに「お手」していることになってしまぅ。


これじゃ主従の逆転?
これもまたぴーすの作戦なのかしらん?
今年もぴーすとの知恵比べだ。負けないぞ!