ひまわりとぴーす

トリミングから帰ってきたぴーす。
今日はひまわりの首飾り。
涼しい場所から出てきたはずなのに
もう暑くてヘーヘー。


ワンコは汗をかかないから
ベロを出して体温調節するらしいけれど、
もし汗をかくのだとしたら抱っこする人間は大変だ。
自分の汗とワンコの汗でグショグショになっちゃう。


逆に人間も汗をかかずに
舌を出して体温調節するのだとしたら
どうなるのだろう???

まるでニホンカワウソ

「昨年はあまりの暑さに度々散歩をボイコットしたっけ。
でも今年はしないね?」なんて妻と話しながら
「ぴーす!散歩に行くよ〜」と声をかけるが早いか?
まるで僕たちの会話で思い出したかのように、
"別荘"と呼ばれる隠れ家に素早くトコトンと逃げ込んだ。
こうなると、頑固者のぴーすは(誰に似たのか?)
僕たちが諦めたと分かるまで出てきやしない。


「ぴーす!もう散歩には行かないよ〜」
「安心しなさ〜い」
何だか立て籠もり犯に呼びかける警官みたい。
ワンコへのナイスな対応を"DJポリス"に教わりたいよ。


トコトコ出てきたぴーすは、「だって暑いんだもん」
と言わんばかりに恨めしい表情で僕を見上げる。
しかし冷房の効いた部屋でぬくぬく過ごしているぴーすは
何で外が猛暑だって分かるんだろう?

良い子のぴーす。その秘密。


最近のぴーすは一筋縄ではいかないのである。
なぜだか分からないが、彼女のアタマの中に、
一番:妻、二番:ぴーす、三番:私
という序列ができてしまっているようで、
僕の言うことを素直に聞かないのである。


ヒザを叩いて「乗って!」と命令しても、
僕をチラリと一瞥し、「思う通りにならないぞ!」とばかりに、
わざわざ妻のヒザにピョンと飛び乗る始末なのである。
妻は、そんなぴーすをたしなめるどころか喜んでいる。
時には父親を立てるくらいの気持ちを持って欲しいものである。
「父親」の威厳もなにもあったものじゃないのである。


上の写真はとっても従順な良い子に写ってるじゃん!
と思った方もいるかもしれない。
なんのことはない。
左手にオヤツを握りしめ、右手に持ったカメラで撮ったのである。
こんなときだけ「従順」なのである。
とてつもなく「現金なワンコ」なのである。
くやしいのである。