ぴーすとの生活


子どもの頃イヌを飼いたかった。
妻はぴーすを飼うまでずっーとイヌを飼いたがった。


踏み切れなかったのは、イヌとはいえ動物で
その動物を人間の都合で人間の生活に合わせさせ、
少ない自由と狭い空間を押し付けてしまって良いのだろうか?
という疑問に対して答えが見つからなかったからだ。


確たる答えをもたないまま、まずは体験してみようと、
養子をもらうような気分でぴーすと暮らし始めた。


ムツゴロウ先生が著書の中で
「イヌは人間と共生するために生まれてきた特別な種である」
と書いているけれど、その意味が少し理解できた気がする。
それだけでも、ぴーすと暮らす意義があるんじゃないかな?